たまふれあいクリニック

サービス案内

専門外来

専門外来とは

たまふれあいクリニックでは、訪問診療の他、認知症や発達障害の方を主な対象として、予約制にて行う外来診療も取り入れております。訪問診療とは違う角度から患者様やご家族の方の苦痛を取り除くサポートいたします。

物忘れ（認知症）外来

日常生活での「もの忘れ」で、「認知症ではないか」と心配される方やご家族の方は少なくありません。会話はしっかりしているのに、他人に急に失礼なことを言ってしまったり、何日も服を着替えなくなったりという行動の変化も認知症の可能性があります。当院では、こうした症状が認知症であるのか診断するとともに、単にお薬で治療するだけではなく、環境整備や生活援助といった在宅療養で培ったスキルで対応してまいります。

認知症外来（コウノメソッド外来）

当院では認知症の治療で近年注目されている「コウノメソッド」を取り入れています。「コウノメソッド」は従来の画像診断や治療法などにこだわらず、実際に起きている症状を重視して、患者様やご家族様の苦痛を取り除くことを目的とした治療法です。認知症があるかどうかの診斷をご希望される方は、「物忘れ外来」の受診をお勧めすることがあります。

成人発達障害外来

成人の発達障害にはアスペルガー症候群、ADHD（注意欠陥多動性障害）等があり、人口の1%～5%が発達障害およびその傾向を持つと言われています。中には知的障害を伴わず高い学力を有する方もおられます。しかし正しい診断を受けていないため病気に気付かず、職場でも対人関係等から不適応を起こす方は少なくありません。また、発達障害と診断されていても、適切な対応や環境整備をしていれば一定の社会生活を営むことも可能ですが、フォローが充分でないために問題が起こっていることもあります。当外来では、診断からその後の生活方法についてもご相談・ご対応してまいります。

在宅緩和ケア外来（在宅導入外来）

がん末期の患者様では、当院へご紹介いただいてからお亡くなりになったり、ご入院になってしまうなどで、診察終了となるまでの期間が約80日程度と非常に短いのが現状です。その間に、ご自宅の療養環境を整えたり、ご本人やご家族様との信頼関係を築いたりしながら、ターミナルケアを進めていくことは大変慌ただしく、必ずしも充分な時間ではないことも少なくありません。

そのため、これまでのかかりつけ病院と並診しつつ、できるだけ早い時期から外来に通院いただき、スムーズな在宅診療への移行とお看取りへの準備をすすめるための外来です。